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浪花千栄子さんは、自伝も残した大御所女優さん。故人ですが、大塚のオロナイン軟膏(なんこう)のコマーシャルで有名でした。ホーロー看板にも登場し、世代によってはこの画像を懐かしく思い出す方も多いそうです。
本名は南口キクノさんで、南口(なんこう)にちなんでというか、大塚製薬に見込まれて、オロナイン軟膏のコマーシャルに起用されました。浪花千栄子でございますのセリフも有名でした。
「浪花千栄子でございます」というのは、そのコマーシャルの始まりの言葉。「お子たちの傷や、しもやけに…」という親しみやすい語り口でした。
本名が南口 キクノさんで、コマーシャルのフレーズには、「南口キクノといいますねん」というのもあったそうです。
浪花千栄子さんといえばオロナイン、なのですが何故か「浪花千栄子 ボンカレー」というフレイズが出てくるのは、同じくホーロー看板でボンカレーも、親しまれていたからでしょう。ちなみにボンカレーの方は松山容子さんで、1937年生まれの方です。
 
ところで2020年のNHK連続テレビ小説は「おちょやん」に決まり、そのモデルは浪花千栄子さん。杉咲花さんがヒロインと決まっています。
「おちょやん」は大阪の道頓堀を舞台にしたドラマで、浪花さんはかつて、松竹新喜劇の前身であった松竹家庭劇に参加して活躍しました。
浪花千栄子さんは2代目渋谷天外さんと1930年に結婚していましたが、渋谷天外さんが他の女性との間に子供をつくったことから、千栄子さんは、離婚し、松竹家庭劇からさらに松竹新喜劇で活躍していたものの、そこを辞めました。
いわば、そのまま活動を止めたかのように、一時期は見えていましたが、ラジオ番組「アチャコ青春手帖」に出演したことから、今で言う「ブレイク」しました。その後も、
『彼岸花』・・小津安二郎監督
『蜘蛛巣城』・・・黒澤明監督
これらは代表作の映画と言えます。
生没年は1907年生まれで1973年に消化管出血で亡くなっていますから、当時66歳で、今から考えるとまだまだお若いのに・・という気がいたします。
浪花千栄子さんの出演作は、数知れないほど多岐にわたりますが、「浪花千栄子でございます」とは、上記のように大塚製薬のオロナイン軟膏の宣伝。
当時はホーロー看板が街のあちこちに貼られ、大村崑さんのオロナミンCのホーロー看板も有名でした。
浪花千栄子さんの自伝というのは、こちら、『水のように』になります。水のように
さて、「おちょやん」の杉咲花さんですが、近頃急成長で注目される女優の一人。
もはや、立派な朝ドラヒロインですね。
浪花千栄子さんについては、黒谷友香さんが2012年に『吉本百年物語 焼け跡、青春手帖』で演じていますが、朝ドラのモデルですから、ここまで詳しく取り上げられるのは初めてです。
浪花千栄子さんの活躍をリアルタイムで知る方は少ないことでしょう。ドラマ化されて、その迫力を皆で知ることになりそうです。
PS:2020年はコロナに揺れて、朝ドラの放送も不規則でしたが、11月30日からいよいよ杉咲花さん主演で、「おちょやん」が放映されます。
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