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相馬崇史(箱根を走った)が期待される筑波大の駅伝!佐久長聖高校出身

相馬崇史選手(筑波大学)は、今回26年ぶりに箱根駅伝に出場する筑波大チームにとって、唯一、本戦出場を経験した選手になります。

それは、前回(2019年1月)の「関東学生連合チーム」にて5区を走ったからーー。

 

Contents

相馬崇史選手が箱根を走ったことから、筑波大学駅伝の復活が・・

相馬崇史(そうまたかし)選手は、今から1年前に、第95回箱根駅伝に向けて「関東学生連合チーム」のメンバーに選出されました。

さらに、2018年12月29日に区間エントリーが発表され、往路5区を走ることが決定。

じつは相馬選手はその前年にも、エントリーされ、しかし故障で走れなかったという過去が・・・それは、想像するだけでもどんなにか悔しい事態でしょう。

 

 

結果として、相馬選手は、立派に5区を力走しました。

 

 

現在3年生で、当時は当然ながら2年でした。

唯一の経験者という表現は少々大げさかもしれませんが、事実、箱根の上り坂を走った仲間がいるというのは、今回、チームの士気にも少なからず貢献したことでしょう。

 

関東学生連合チームと筑波大学駅伝

 

ご存知のように、関東学生連合チームとは箱根駅伝予選会において、大学としては出場権を得られなかったけれど、個人成績が優秀な選手が選抜されて、構成されたチームのこと。

ただし、箱根駅伝の未出走者に限定されます。

また順位は、総合でも個人区間でもカウントされないオープン参加です。

 

 

色んな大学から集まってのチームですから、どんな盛り上がりになるか、よく分からないイメージもあります。

しかし、関東学生連合チーム編成の目的として、多くの大学に箱根駅伝を経験してもらうこと。

その経験をチームに持ち帰って、チームの意欲向上にも繋げてもらう、ということがあるようす。

 

その意味でまさに、筑波大学は相馬選手が1年前の大会で走ったということが、今回の劇的な予選突破に繋がっていることでしょう。

予選を突破して箱根駅伝に出場することは、強豪校がひしめく中で偉業となります。

そこに至るまで、突破口となるのは、たとい一人でも箱根を走ること。それを成し遂げたのが相馬崇史選手でした。

筑波大学の出場登録メンバーはこちらから↓

筑波大の箱根駅伝、なんと医学部の学生も走る!100年前の優勝校が26年ぶり・・

 

相馬崇史選手の経歴と、高い偏差値突破での筑波大学進学

 

相馬崇史選手の出身高校は佐久長聖高校

相馬選手は、駅伝の名門校として知られる長野県の佐久長聖高校から筑波大学に進学しました。

 

相馬崇史(そうまたかし) 

生まれ:1998年4月17日
出身地:長野県松本市
出身中学:信州大学附属松本中学校
出身高校:佐久長聖高校
2017年:筑波大学(体育専門学群)入学
2019年:関東学生連合チームとして箱根駅伝出場
2020年:筑波大学チームで箱根駅伝出場
身長:160センチ
体重:47キロ

(情報ソースは、https://sawasaura.net/2018/12/31/takasisoma/などから)

 

出身中学を見ると、国立大学の附属中学(信州大学附属松本中学校)なので、小学校時代から高い学力を保持していたのではないでしょうか。

連合チームに選出されたとき、以前に同じく連合チームの一員として走った先輩からの激励があったそうです。

第80回箱根駅伝に関東学生連合チームで出場し5区区間賞を獲得した鐘ヶ江幸治先輩から

「箱根と言うと普段とは全然違う大舞台ですが、

その雰囲気や周囲の期待はあまり気にせず、いつも通りの練習と気持ちで臨んで下さい。

高校時代に大舞台を踏んでいる相馬君には釈迦に説法かもしれませんが、余計な緊張を持たないことが結果に繋がると思います」

(筑波大学復活プロジェクトサイトより)

このような激励を受けています。

 

なお、「筑波大学陸上競技部」の公式サイトでは以下のように、紹介されています。

入学時から学年でずば抜けて速い選手で、見た目は中学生。

とてつもなくかわいい。

 

性格も温厚で落ち着いている。

しかし、走り出すと常にチームトップを走り、他を寄せつけない。見た目からは想像ができない走りで、馬のような走りでウサギのように軽い。

見た目は中学生とか、かわいい、というのは絶妙な表現ですね。

体格は上記のように、わりと小柄なようですので、ウサギのような軽やかな走りが可能なのでしょうか。

 

選んだ進路はやはり筑波大学だった

ところで2年前の記事になりますが、相馬選手自身が書いた文章があります。

タイトルは『僕も筑波大学も飛躍する」~そのために選んだ進路~相馬(1年)』ということで、自分が筑波大学を選んだ経緯を以下のように述べています。

 

その前に、佐久長聖高校では駅伝の主将を務めていたそうです。あの有名な(!?)佐久長聖高校の主将なら、全国の駅伝の強い、どこの大学に行ってもおかしくなかったわけですね。

 

そんな箱根駅伝伝統校である国立大学が、箱根駅伝の舞台に再び立つために、私学に挑戦している姿に感銘を受けたのです。

少し誇張した表現になりますが、「弱小集団が努力して巨大勢力に戦いを挑む」その一員になって、その中に自分の身を投じたら、

かけがえのない僕自身の青春時代が素晴らしいものになるような気がして、ワクワクするような気持ちになったのです。

 

(https://readyfor.jp/projects/TsukubaUnivHakone-EKIDEN/announcements/60589?fbclid=IwAR3CSJCLljZPWsdqgdAtKomGGt1pP7CJJJrT2ESga1a1OrlKkv0OzM_i0Bc より)

 

なるほどですね。スポーツにおいて国立大学と私立では諸々の壁があるだろうことは、スポーツをやっていなくても十分に想像のつくことではあります。

そこで御本人はここ数年、筑波大学が箱根駅伝の本戦に出場していないことも理解した上で、

つまり、筑波に進学してもその4年間で箱根を走れるか、まったく約束されない選択であることをわかった上で、

それでも筑波大学に行きたい理由があったそうです。

 

相馬崇史選手は、なぜ筑波大学に進みたかったか

一つは弘山コーチの就任です。実業団チームの駅伝を指導しながらマラソンの日本代表選手を輩出した弘山コーチの存在は、

「将来はマラソンの挑戦」を考える僕にとって、とても魅力的でした。

二つ目は、選手が主体となってメニューを考え、取り組んでいることです。(後略)

(同上)

 

駅伝を走りながら、マラソンの道もすでに視野に入れているようです。2年前ですから、まだ1年生のとき。

 

そして、三つ目は、最先端の勉強と研究ができるところです。

僕はマラソンで勝負したいと考えているので、スポーツ科学などの専門知識を得て、学生の時に、様々なことを試し、実践し、身体的にも理論的にも器を大きくしておきたいと思っています

 

(同上)

 

これら「国立大学の挑戦」「弘山コーチの存在」「トレーニング環境とスタイル」「最先端の勉強と研究」という理由から

僕は筑波大学を受験することを決めました。(全国高校駅伝に出場しながら受験勉強も頑張りました)

(同上)

 

引用が長くなりましたが、駅伝を走りながら一般受験生と同じように懸命に受験勉強に励んできた様子がよく分かります。

 

ちなみに筑波大学の受験には、一般入試の他にAO入試も推薦入試もあります。相馬選手は一般入試で筑波大学にみごと合格しています。

体育専門学群は偏差値で言うと、センター試験での得点率が78%という率、を確保しないと合格できないような偏差値の学群でもあります。

筑波大学の偏差値2020年用

 

医学群は、当然ながらさらに高偏差値になります。

川瀬宙夢選手が凄い。医学も、駅伝も!(筑波大学箱根駅伝)

 

 

このような偏差値的にもなかなか大変な状況で、駅伝のキャプテンというスポーツマンの相馬選手が、勉学に励んで筑波大学の一般入試を見事に突破しました。

 

駅伝に強い佐久長聖高校とは・・両角監督が強くした高校駅伝

 

ここで相馬選手の出身校、佐久長聖高校ですが、同校が駅伝に強いことはよく知られています。

第96回箱根駅伝で連覇を狙うとされる東海大学の両角速(もろずみはやし)監督が、佐久長聖高校で、駅伝部の監督として活躍したことも有名。

 

最初は二人しか部員のいなかった佐久長聖高校駅伝部は、全国高校駅伝で数々のずば抜けた実績を挙げることになります。全国高校駅伝には1998年49回大会から、ずっと連続で出場中。

 

佐久長聖中学校・高等学校は、一部は中高一貫となる私立学校です。

普通科の中に、進学のI類と、スポーツなどのII類があり、スポーツでも著名選手をたくさん輩出してきました。

全国高校駅伝2019出場校が凄い!予想は?そして全出場者リスト(男子編)

 

高校野球の長野県代表として、名前を記憶する方も多いでしょう。2018年の第100回記念大会にも出場しました。マラソンの大迫傑選手(リオ五輪日本代表)も同校の出身者。

 

スポーツ選手として、東海大学の駅伝で注目される關颯人選手も、当校の卒業生です。關颯人選手は、残念ながら今回の第96回箱根駅伝では登録選手から外れていますがーー。

同校出身で陸上選手として活躍の方々は、現在の佐久長聖駅伝部の監督である高見澤勝監督の他に、以下のメンバー等がいます。

佐藤清治:セビリア世界陸上日本代表
上野裕一郎:立教大学駅伝監督
中谷雄飛:早稲田大学陸上部
千葉健太:富士通
堂本尚寛:JR東日本
村澤明伸:日清食品
佐々木寛文:プレス工業

 

 

 

佐久長聖高校は、名前の通り長野県の佐久市にあります。

 

相馬崇史選手の手記にもあったように、最先端の勉強と研究を志して筑波大に進んだ同選手の、さすが母校という貫禄です。

佐久長聖中学高校は、生徒の半分が寮生活をするという点もユニークですね。

 

さて、昨年度、箱根の山道を実際に走った相馬崇史選手が率いるようにして、筑波大学の駅伝メンバーが、大活躍されること・・ 本番(2020年1月2日、3日)が楽しみです。

 

以上のように、高校駅伝でキャプテンだった相馬選手が、「箱根駅伝に出場していない状態の大学」を選んで、勉強もして大学受験を突破し、そして今回見事、筑波大学チームとして箱根を走る・・・という話でした。

 

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